立花 光朗 展 ~木の精たち~中間リポート
あかりを感じる
今まで全身で感じていたものが、
頬で感じ、瞼で感じ、指先で感じた
これが人…、これが木の香り
ただの木のかたまりがこんな複雑なカタチになる
人の手って素敵だ
ありがたい…という気持ち…心も作ってくれた
「木の人」より
楠木の香りが広がる静まり返った空間に数人の木の精たちが訪問者をむかえる。
廃材から生まれた木の精たちは、それとは思えないほど堂々としている。
一旦捨てられた木が人のかたちをして「わたしはまだ生きている」と主張しているかのようだ。
印象的だったのが会場を訪れたこどもが「人の木だ!!」といっていたことだ。
「人」と「木」。ふたつの要素が解け合ってひとつの生命体になっていく。それは、人も木もおなじ大自然の中のひとつ。人間も自然の役割の一端を担っているんだということを感じさせる。
この展示会もあと5日となった。
木の精たちの声を聞いていただきたい。
(詩:木の香スタッフ 匿名希望・解説(なんの?):須田)
8月 26, 2008 スタッフの声 | Permalink
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