おだんこぱんのマグネット
先月末から木の香のマグネットコーナーに並んでいる、このきつねさんをご覧になったことがありますか?
ピンクの洋服が色鮮やかなきつねさん。手にはなにやら顔の描いてある黄色いボールのようなものを持っています。これは一体なんでしょう?
じつはこのボールのようなものは「パン」なのです。
ロシア民話の「おだんごぱん」というお話をテーマにしています。
おだんごぱんはどんなお話かというと、
おばあさんがおじいさんに頼まれて、まんまるの”おだんごぱん”を焼きます。
それを冷やしている間にパンはコロコロ転がって外へ逃げてしまいます。
野原でうさぎやおおかみ・くまに出会い、食べようとする動物たちに上手な歌をうたって逃げていきます。
しかし、最後に出会ったきつねには、「上手な歌をもう一度鼻の上でうたって」といいます。ご機嫌になったパンは、鼻の上で歌い、その次に「舌の上で・・・」と言われて移動しようとしたところをパクっと食べられてしまう・・・というお話です。
ロシアのお話では、きつねはずる賢いイメージで描かれることが多いようです。
日本では化けたりするお話もありますが、「ごんぎつね」のように健気なイメージで描かれることもあるので、ちょっと不思議な感じがしますね。
ましてや、このマグネットのきつねはとってもかわいい顔をしているので、とてもずる賢いようには見えませんね(笑)
そんなユーモアあふれるマグネット。あなたのお部屋にもおひとついかがですか?
どれも木を削ったパーツを組み合わせて、ひとつひとつ手描きでペイントされているんですよ!
店頭で並んであなたのお越しをお待ちしています~!
「おだんごぱん」の絵本は日本でも出版されていますので、本屋さんで探してみてくださいね!
(スタッフ高梨)
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