ミニ木象嵌個展
報告が遅れましたが、
10月5日~19日まで
木象嵌工房「貞」高橋貞雄さんのミニ個展を行っています。
象嵌の絵画、小箱、フォトフレーム、額縁などを展示しています。
絵の具を使わず、木の色だけで表現する象嵌は、
違った木を隙間なく合わせていくので、
糸鋸を扱う技術の高さも必要ですし、
様々な木の特長を知らないと上手く絵にはなりません。
ひとつの絵だけでも数種類の違った木が組まれています。
また象嵌というと、少し古めかしいデザインや絵を
思い浮かべる人が多いと思いますが、
高橋さんの作品はウサギやネコといった動物を題材にして、
ファンタジー溢れる作品を特徴としています。
流れ星をあつめるウサギ、お茶をのんびりと味わうネコ、
教会に向かう二匹のてんとう虫・・・。
その作品は優しさに満ちていて、
見ているだけで心を穏やかにさせてくれます。
今回、芸術の秋に際し、ウッドバーニングにゆかりのある作家さんの
案内状を用意していますので、
ご希望の方は気兼ねなくスタッフにお声をおかけください。
(スタッフ加藤)
10月 9, 2006 | Permalink
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